2025年3月27日 (木)
4月の空閑先生の矯正相談・診療日は
1日(火)2日(水)3日(木)4日(金)5日(土)
7日(月)8日(火)19日(土)24日(木)25(金)26日(土)
28日(月)30日(水)です。
ご予約、ご相談はお電話でお待ちしております。
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2025年3月5日 (水)
三重県四日市市 にいみ歯科医院
歯科医師 院長 新美敦司
インプラント治療を考えている方の多くが、「手術は痛いのでは?」と不安に感じているのではないでしょうか。確かに、歯茎を切開し、骨にインプラントを埋め込むと聞くと、強い痛みを想像してしまうかもしれません。しかし、実際には適切な麻酔や術後のケアによって、痛みを最小限に抑えることが可能です。本記事では、インプラント手術中や手術後の痛みの実態、そして痛みを軽減する方法について詳しく解説します。これからインプラント治療を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
結論から言うと、インプラント手術中の痛みはほとんど感じません。なぜなら、手術の際には局所麻酔を使用するためです。治療が進んでいくうちに、歯茎を切開したり骨に穴を開けたりすることになりますが、適切な麻酔が施されているため、手術中に痛みを感じることはほぼありません。しかし、手術後に多少の違和感や痛みが生じることはあります。
手術中は麻酔が効いているため痛みはほぼありませんが、手術後に痛みや腫れが生じることがあります。一般的には、手術後の痛みは数日から1週間程度で治まります。痛みの強さや感じ方には個人差がありますが、ほとんどの方が痛み止めの薬を服用することで十分にコントロールできます。
手術の翌日から3日間は、痛みのピークとされる時期です。この間、軽い鈍痛や腫れを感じることがありますが、時間の経過とともに次第に落ち着いていきます。また、手術後1週間程度は、傷口が完全にふさがるまで違和感が残ることもあります。しかし、適切なケアを行うことで、痛みを最小限に抑えることが可能です。
インプラント手術後の痛みをできるだけ抑えるために、処方された痛み止めは指示通りに服用しましょう。痛みが出てから飲むのではなく、痛みが強くなる前にあらかじめ服用することで、痛みを予防することができます。痛み止めを服用しているにも関わらず、痛みが軽減されない場合は何か問題が起きている可能性もありますので、来院していただくことをオススメします。さらに、刺激の少ない食事を心がけることもポイントです。硬いものや辛いもの、熱い食べ物は患部を刺激しやすいため、手術後数日は柔らかい食べ物を中心に摂るとよいでしょう。
通常、インプラント手術後の痛みは1週間ほどで落ち着きますが、まれに痛みが長引くことがあります。痛みが1週間以上続く場合や、時間が経つにつれて痛みが増す場合は、何らかの問題が起きている可能性があります。
例えば、インプラントが骨としっかり結合する前に強い力がかかってしまった場合、痛みが長引くことがあります。また、感染が原因で炎症が起きている場合も痛みが続くことがあります。このような場合には、早めに歯科医院を受診することが大切です。
さらに、噛み合わせの不具合が痛みを引き起こすこともあります。インプラントが他の歯と適切に噛み合っていないと、強い力がかかり続けることで痛みが出ることがあります。こうした場合は、歯科医院で調整を行うことで痛みを解消できます。
インプラント手術は、「痛いのでは?」と不安を感じる方が多いですが、実際には手術中の痛みはほぼありません。麻酔がしっかり効いているため、手術中に強い痛みを感じることはないでしょう。ただし、手術後には多少の痛みや腫れが生じることがあります。
痛みのピークは手術後の1~3日程度で、多くの場合1週間ほどで落ち着きます。痛みを最小限にするためには、患部を冷やす、痛み止めを適切に服用する、刺激の少ない食事をとることが大切です。また、痛みが長引く場合は、何らかの問題が起きている可能性があるため、早めに歯科医院を受診するようにしましょう。
インプラントは、見た目や噛み心地が自然であることから、歯を失った方にとって非常に優れた治療法です。痛みへの不安を解消し、正しい知識を持つことで、安心して治療を受けることができるでしょう。
三重県四日市市 にいみ歯科医院
2025年2月27日 (木)
3月の空閑先生の矯正相談・診療日は
1日(土)5日(水)6日(木)22日(土)24日(月)25日(火)
27日(木)28日(金)29日(土)日31(月)です。
ご予約、ご相談はお電話でお待ちしております。
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2025年2月16日 (日)
三重県四日市市 にいみ歯科医院
歯科医師 院長 新美敦司
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矯正治療を考える際、最も悩ましい問題の一つが「どの方法を選ぶべきか?」という点です。歯並びを改善したいと考えているものの、見た目が気になる、治療中の不快感を避けたいという方にとって、矯正治療法選びは非常に重要な要素となります。特に、近年では「インビザライン」という矯正治療法が注目を集めていますが、従来の「ワイヤー矯正」とはどう違うのか、しっかりと理解できていない方も多いのではないでしょうか?本記事では、インビザラインの特徴や治療の流れについて詳しく解説し、ワイヤー矯正との違いを徹底的に比較することで、その魅力をお伝えします。
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インビザラインは、透明なマウスピースを使って歯を少しずつ動かしていく矯正治療法です。従来のワイヤー矯正との大きな違いは、金属のブラケットやワイヤーを使用しない点です。そのため、インビザラインは非常に目立たないという大きな利点があります。透明なマウスピースを装着することで、治療中の外見を気にせず、日常生活を送りやすくなります。さらに、インビザラインは、治療を開始する前に3Dコンピュータープランニングを行い、患者の歯に最適な治療計画を作成します。これにより、治療の精度が高まり、個々の歯の動きに合わせたマウスピースを設計することができます。
インビザラインでは、最新のデジタル技術が駆使されており、治療の進行状況を可視化することができる点も魅力です。患者は、治療の進行具合を自分で確認することができるため、治療への不安も少なくなります。また、インビザラインの最大の利点の一つは、「定期的な調整が不要」なことです。患者は、治療の進行に合わせてマウスピースを自分で交換していくだけでよく、治療に対する負担が軽減されます。
インビザラインは、従来のワイヤー矯正に比べて、患者のライフスタイルに合わせた治療が可能です。例えば、装置を取り外して食事をしたり、歯磨きをしたりすることができるので、衛生面でも優れています。
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一方で、ワイヤー矯正は、長年にわたって行われてきた従来の矯正治療法です。ワイヤー矯正は、金属のブラケットを歯に取り付け、その上からワイヤーを通して歯を動かす仕組みです。この方法は、歯並びが非常に乱れている場合や、かみ合わせに問題がある場合に特に効果を発揮します。ワイヤー矯正は、歯の動きを非常に精密にコントロールできるため、難しい症例にも対応することが可能です。
ただし、ワイヤー矯正の最大のデメリットは、「目立つこと」です。金属のブラケットやワイヤーが歯に取り付けられるため、矯正治療中の外見に気を使う方には大きな懸念材料となります。さらに、食事中や歯磨きの際に装置が邪魔になることが多く、日常生活において不便さを感じることがあります。
それでも、ワイヤー矯正は非常に高い治療効果を持ち、複雑な歯並びやかみ合わせの問題を解決するためには最も適した方法の一つと言えます。
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インビザラインとワイヤー矯正には、それぞれに特徴的な違いがあります。以下では、両者の主要な違いをいくつかの観点から比較していきます。
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インビザラインの最大の魅力は、「目立たない」点です。透明なマウスピースを使用するため、装着していてもほとんど目立ちません。そのため、周囲に治療をしていることを気づかれにくいという大きな利点があります。特に、社会人や学生の方々にとって、この点は非常に大きなポイントとなります。たとえば、会議中や授業中に他の人の目を気にすることなく、治療を進めることができるのです。
対して、ワイヤー矯正は金属のブラケットやワイヤーを使用するため、矯正治療中の外見が気になる方にとっては大きな懸念となります。特に、多くの人と接する仕事をしている方や、外見に敏感な方には、見た目の問題が大きなストレスとなることがあります。
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インビザラインは、取り外し可能なマウスピースを使用します。これにより、食事や歯磨きの際には簡単に取り外すことができ、衛生面でも優れています。食事中に装置が邪魔になることもなく、歯磨きも従来通り行えますので、口腔内の清潔を保つことができます。また、インビザラインのマウスピースは取り外し可能なため、食事やおやつの際に装置を外すことができ、食べ物が装置に挟まることを避けられます。
一方、ワイヤー矯正は装置が固定されているため、食事の際に食べ物が挟まりやすく、歯磨きにも手間がかかります。矯正中に虫歯や歯周病のリスクを減らすためには、細かいケアが必要です。装置が固定されていることで、食事や歯磨きの際に不便さを感じることもあります。
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インビザラインの治療期間は、一般的にワイヤー矯正よりも短いことが多いです。これは、インビザラインが個別に設計されたマウスピースを使用するため、より効率的に歯を動かせるためです。さらに、マウスピースを段階的に交換することで、歯の移動をスムーズに行うことができ、治療の進行状況を確認しやすくなるため、治療期間の短縮が可能となります。
ただし、治療期間は患者様の症例や歯の状態によって異なります。複雑な症例や重度の歯並びに関しては、インビザラインでも長期的な治療が必要となる場合があります。ワイヤー矯正では、特に複雑な歯並びの場合、長期的な治療が必要となることが多いですが、その分、治療効果が確実であるという利点があります。
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インビザラインの最大のメリットは、「目立たない」ことです。金属のブラケットを使用しないため、治療中の外見に対するストレスが少なく、社会生活に支障をきたしません。また、取り外し可能なため、食事や歯磨きの際に装置を外せるという利点があります。これにより、口腔内の清潔を保ちやすく、虫歯や歯周病のリスクを減らすことができます。
さらに、治療中の痛みもワイヤー矯正と比較して軽減されることが多く、快適に治療を続けることができます。特に、ワイヤー矯正におけるブラケットやワイヤーが歯に当たる痛みや不快感が苦手な方には、インビザラインは非常に快適な選択肢です。
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インビザラインのデメリットは、取り外し可能なため自己管理が必要になる点です。治療効果を最大限に引き出すためには、1日20時間以上マウスピースを装着し続ける必要があり、外してしまうと治療が長引いてしまうこともあります。そのため、患者の自己管理が非常に重要となります。忙しい日常生活の中で、マウスピースを装着し続けることが難しい場合もあります。
また、インビザラインは、症例によっては十分な矯正効果が得られない場合があり、特に重度の歯並びの場合にはワイヤー矯正に比べて効果が限定的であることがあります。そのため、治療法を選択する際には、歯科医師との相談が非常に重要です。
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ワイヤー矯正の最大のメリットは、その治療効果が非常に確実である点です。特に複雑な歯並びやかみ合わせの問題に対しては、ワイヤー矯正が最適な治療法であることが多いです。治療中の装置が固定されているため、自己管理の負担が少なく、装置を外すことを忘れる心配もありません。
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ワイヤー矯正のデメリットは、目立つことです。金属のブラケットとワイヤーが装着されるため、治療中に人前で話すのが不安な方や、外見に敏感な方には不向きかもしれません。また、食事の際に食べ物が装置に挟まりやすく、歯磨きがしにくくなるため、口腔内のケアが難しくなることもあります。
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インビザラインとワイヤー矯正には、それぞれに特徴とメリット・デメリットがあります。インビザラインは、目立たない、取り外し可能、快適に治療ができる点が魅力ですが、自己管理が必要であることや、複雑な症例には不向きな場合もあります。ワイヤー矯正は、治療効果が非常に確実で、複雑な歯並びにも対応できますが、目立ちやすく、食事や歯磨きに制限が出ることがあります。自分のライフスタイルや治療目的に応じて、最適な治療方法を選ぶことが大切です。歯科医師としっかり相談し、最良の治療法を選択することをおすすめします。
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三重県四日市市 にいみ歯科医院
歯科医師 院長 新美敦司
2024年12月5日 (木)
当院では診察券アプリ「私の歯医者さん」を導入いたしました。
従来の診察券の代わりにスマートフォンで予約状況の確認ができます。
また来院時にスマートフォンをかざして受付が出来るのでお待たせする事がありません。
ご家族を登録して頂くと、予約状況が一括管理ができます。
ぜひダウンロードしてご利用ください。
※認証コードは受付で発行いたしますので、「アプリを入れました」とお伝えください。
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2024年11月27日 (水)
当院は12月29日(日)から1月3日(金)まで休診いたします。
年始は1月4日(土)9時30分より通常診療いたします。
応急歯科診療は下記の応急診療の案内をご確認ください。
カテゴリー: ブログ
2024年6月30日 (日)
三重県四日市市 にいみ歯科医院
歯科医師 院長 新美敦司です。
交通事故は予期せぬ状況で私たちに深刻な影響を与えることがあります。特に、顔や口腔内にダメージを受けると、日常の生活に大きな障害となります。本ブログでは、交通事故で歯を失った場合のインプラント治療に関して詳しく説明し、その費用補償や自動車保険との関連についても解説します。
1. 交通事故で歯を失った場合の治療選択肢
2. インプラント治療とは何か?
3. インプラント治療のメリットとデメリット
4. 自動車保険の適用範囲と補償内容
5. 治療費や期間の目安
6. まとめ
交通事故によって歯を失った場合、いくつかの治療方法があります。最も一般的な選択肢には、ブリッジ、義歯(デンチャー)、そしてインプラントがあります。それぞれの方法にはメリットとデメリットが存在し、患者さんの状態や予算、希望によって選択されます。
ブリッジは失った歯を補うために両隣の歯を削り、その部分に固定する方法です。義歯は取り外し可能で、複数の歯を一度に補えることが特徴です。インプラントは人工歯根を顎骨に埋め込み、その上に人工の歯を装着する方法です。特にインプラントは自然な見た目と機能を長期間維持できるため、非常に人気があります。
インプラント治療は、口腔内の手術を伴う高度な治療です。まず、顎骨にチタン製の人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。土台をしっかり固定することで、自然なかみ合わせや見た目を実現できます。この治療法は、歯を失った部分が歯列の中で独立しているため、隣の健康な歯を削る必要がありません。
インプラント治療は数回の通院が必要で、治療完了までの期間は一般的に3ヶ月から半年程度です。手術後、骨とインプラントがしっかり結合するまで待つ期間があり、その間に仮歯(テンプラリー)が提供されることもあります。
インプラントの最大のメリットは、非常に自然な見た目と機能を持つ点です。失った歯と同じように使用でき、食事や会話に影響を与えません。また、周囲の健康な歯を削る必要がないため、他の歯が長く健康でいられるというメリットもあります。
しかし、デメリットも存在します。まず、費用が高額です。一歯あたりの費用は30万円から50万円程度であり、全額自己負担の場合もあります。また、手術が必要であるため、身体的な負担もあります。感染症リスクもあり、術後のケアが非常に重要です。
インプラント治療を受ける場合、その費用をどう補償するかも重要なポイントです。交通事故の場合、自動車保険(任意保険や自賠責保険)によって治療費が補償される可能性があります。大部分の自動車保険には、交通事故でのケガや治療費をカバーする「人身傷害補償保険」が含まれています。この補償を利用すれば、インプラント治療の一部または全部の費用が保険で賄える場合があります。
自動車保険でインプラント治療をカバーする条件としては、事故が原因で歯を失ったことを証明する必要があります。そのため、交通事故発生時には、すぐに警察に連絡し、交通事故証明書を取得しておくことが重要です。また、治療費の見積もりや治療の前後の写真を保険会社に提供する必要がある場合もあります。
インプラント治療の費用は、歯科医院や地域、使用する材料や技術によって異なりますが、一般的な目安として30万円から50万円程度が一歯あたりの相場です。交通事故によって複数の歯を失った場合、その費用はさらに高額になります。ただし、自動車保険の適用がある場合には、その費用の大部分が補償される可能性がありますので、まずは保険会社に問い合わせして確認しましょう。
治療期間は、おおよそ3ヶ月から半年程度が一般的です。初回のカウンセリングから、歯の抜歯、インプラントの埋入、骨とインプラントの結合を待つ期間、そして最終的な歯の装着まで多くのステップがあります。それぞれのステップで少しずつ進行していくため、時間がかかるのが特徴です。
交通事故によって歯を失うという事態は非常にストレスフルです。しかし、現代の歯科医療では高度なインプラント治療により、自然なかみ合わせと見た目を取り戻すことが可能です。また、自動車保険を利用することで、高額な治療費の負担を軽減できます。事故が原因で歯を失った場合には、早めに歯科医院と保険会社に相談し、適切な治療を進めることが大切です。
交通事故とインプラント、自動車保険に関する情報を提供しましたが、具体的なケースは個人によって異なるため、詳細な相談は専門の歯科医師にご相談されることをお勧めします。皆さんが適切な治療を受けられることを願っています。
カテゴリー: 院長ブログ
2024年6月15日 (土)
三重県四日市市 にいみ歯科医院
歯科医師 院長 新美敦司です。
歯を失った場合の選択肢として、インプラントや入れ歯があります。それぞれの治療方法にはメリットやデメリットがあり、患者さんのライフスタイルや予算、健康状態に応じて最適な選択が必要です。このブログでは、インプラントと入れ歯の違いについて詳しく解説し、どちらが適しているかを考える上で役立つ情報を提供します。
1. インプラントとは?
2. 入れ歯とは?
3. インプラントと入れ歯のメリットとデメリット
4. 治療期間と費用の比較
5. まとめ
インプラントは、人工の歯根をあごの骨に埋め込み、その上に人工の歯を取り付ける治療法です。インプラントの特徴としては、天然の歯に非常に近い感覚と機能を持つことが挙げられます。材料は主にチタンが使われ、骨との結合性が高いため、長期間にわたり安定した状態を維持できます。
インプラント手術は通常数回に分けて行われ、最初にインプラント体を骨に埋め込み、その後数か月にわたり骨との結合を待ちます。次にアバットメントという支台をその上に固定し、最後に人工の歯冠を装着します。この一連のプロセスには通常6か月から1年程度の時間がかかります。
入れ歯は、失った歯を補うための取り外し可能な装置です。部分入れ歯と総入れ歯の2種類があります。部分入れ歯は一部の歯が残っている場合に使用され、残存歯にクラスプ(金具)を引っかけて固定します。一方、総入れ歯は全ての歯を失った場合に使用します。
入れ歯の利点としては、治療が比較的短期間で完了し、費用もインプラントに比べて低めであることが挙げられます。しかし、デメリットとしては、装着している間に口内が不快になることや、食べ物が詰まりやすいこと、定期的な調整が必要なことがあります。また、入れ歯がずれたり外れたりするリスクもあります。
インプラントの最大の利点は、噛む力が非常に強く、天然の歯と変わらない感覚で食事を楽しむことができる点です。見た目も非常に自然で、他人に気づかれることはほとんどありません。また、あごの骨に安定的に固定されるため、長期間の使用に耐えます。しかし、手術が必要な上、治療期間が長く、費用も高額です。全体的な費用は一本あたり30万円から50万円ほどかかることが一般的です。
一方、入れ歯の最大の利点は、費用が比較的安価であり、治療期間も短いことです。また、取り外して洗浄できるため、口内を衛生的に保ちやすい点も挙げられます。ただし、使用中に不快感を感じやすく、食事や会話に支障をきたすことがあるため、日常生活での使い勝手はインプラントに劣ります。費用に関しては、部分入れ歯で5万円から10万円、総入れ歯で10万円から20万円程度が一般的です。
インプラントは手術が必要で治療期間が長く、総合的に高額になることが多いです。初診から完了までに通常6か月から1年かかり、1本あたりの費用は30万円から50万円ほどです。この費用には、手術費用、人工歯の費用、定期的なメンテナンス費用などが含まれます。しかし、インプラントはその長期間の耐久性と天然の歯に近い感覚を提供する点で、多くの患者さんにとって魅力的な選択肢です。
入れ歯は治療が比較的短期間で済むため、即日入れ歯や数週間で完了する入れ歯もあります。治療費も部分入れ歯で5万円から10万円、総入れ歯で10万円から20万円ほどで、インプラントに比べて手軽です。しかし、入れ歯は定期的な調整が必要で、素材の劣化も考慮しなければならないため、長期的には追加の費用がかかることがあります。
インプラントと入れ歯の違いについて詳しく解説してきました。それぞれにメリットとデメリットがあります。インプラントは噛む力や見た目、長期間の使用に優れていますが、治療期間が長く、費用が高額です。入れ歯は短期間で完成し、費用も安価であるため手軽ですが、装着中の不快感や定期的な調整が必要です。どちらを選ぶかは、患者さんのライフスタイルや予算、健康状態に基づいた選択が重要です。
最終的には、専門家との相談が不可欠です。当院では、患者さん一人ひとりに最適な治療法を提案し、健康で美しい笑顔を取り戻すお手伝いをしております。インプラントや入れ歯に関するご相談や治療の詳細については、お気軽にお問い合わせください。
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2024年4月13日 (土)
●健康長寿のためには「口腔健康管理」がキーワード
高齢になると、歯とお口の機能が若いときとは変化してくることを説明しました。
変化に対応するためには、より一層の口腔健康管理が重要になります。
・セルフケアにプロのケアをプラス
自分で毎日行うセルフケアと歯科医師や歯科衛生士による定期的なプロフェッショナルケアを
併せて行うことが、健康寿命を延ばすことにもつながります。
歯とお口の機能は、年を重ねるうちに変化していくものと認識して、変化に応じた
生涯にわたる歯とお口の健康管理を積極的に行いましょう。
・セルフケアで歯垢のお掃除
セルフケアは、フッ素入りの歯みがき剤を使用したブラッシングと、
デンタルフロスや歯間ブラシを使った歯間ケアが基本です。
ブラッシングは毎日朝晩2回、食後に行うのが理想です。
また歯ぐきがやせてきて、根元のすき間が広がってきた場合は、歯間が汚れやすくなります。
細菌のすみかである歯垢のつきやすい場所を中心に、歯の根元のみがき残しに注意し、
状況に応じた歯間ケアも積極的に行いましょう。
・入れ歯もお手入れしましょう!
入れ歯も汚れがつきます。汚れが残ると歯石がつき、雑菌が増えて、
入れ歯の材料内部に蓄積します。清掃不十分な入れ歯は、口臭や残っている歯の
むし歯の原因になります。毎食後、必ず入れ歯を水で洗い、うがいをしましょう。
1日1回は専用ブラシを使って、汚れをしっかり落とすことも必要です。
部分入れ歯でも総入れ歯でも、お口のケアは不可欠です。特に部分入れ歯を
使用している場合は、入れ歯を支えてる歯の周囲に汚れがつきやすいため、
丁寧に歯をみがくことも心がけましょう。
・プロのケアはかかりつけ歯科医で受けましょう!
日常のセルフケアだけでは、歯のトラブルを完全に防ぐことはできません。
困ったときにいつでも気軽に相談できるかかりつけ歯科医を決めておきましょう。
かかりつけ歯科医は、それまでの治療履歴を把握し、年齢と経過に応じた対応と
アドバイスをして、継続して管理してくれます。
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2024年3月25日 (月)
●高齢者の歯とお口の特徴
高齢になると、身体の機能が低下するとともにお口にも若い時と違った変化が出てきます。
まずは、その変化について見てみましょう。
・噛む力、飲み込む力が低下する
食べ物を噛んで飲み込む過程には、舌やお口まわりの筋力が緊密にかかわっています。
筋力が衰えてこの飲み込む力が低下すると、飲食物が誤って気管に入り、むせたり、
誤嚥性肺炎を引き起こしたりします。
また、歯がグラグラしたり、歯の本数が減ったり、入れ歯が合わなかったりすると、
食べ物を噛みくだきにくくなり、咀嚼機能が低下します。
・唾液の量が減る
唾液はお口の中を潤わせることで、酸によって溶けた歯の表面を修復したり(再石灰化)、
歯肉や粘膜の乾燥を防いで傷つきにくくしています。咀嚼した食べ物を飲み込みやすくし、
消化を手助けするなどの大切な役割がたくさんあります。
なぜ、唾液は加齢で減少するのでしょうか。それは噛む力の低下や薬剤の影響などで、
分泌量が減ってくるからです。唾液が出にくくなるとお口の中が乾燥し、むし歯や
歯周病、口内炎にもなりやすくなります。
・舌の機能が低下する
舌の主な動きは、味覚と食物を摂取ことです。
舌の表面にある1万個ほどの「味蕾」という器官で味を感じ、唾液の分泌を
促しながら、食べ物の消化と吸収を助けています。
舌は噛みくだいた食べ物を咀嚼し、飲み込みやすい形状(食塊・しょくかい)にして、
お口から咽頭へ送るという重要な動きをしています。
このような非常に複雑な働きによって、体に必要なエネルギーや栄養素を取り込むことが
できているのです。加齢によってこれらの舌の動きが衰えると、食べ物を噛みくだき、
咀嚼し、飲み込みやすい形状にした食塊を送るという一連の動きに障害が生じます。
また、味蕾の数も減り、味を感じにくくなり、食事を味わう楽しみが減少していきます。
高齢になると、若いときとは違って、歯だけではなくお口全体にいろいろな変化が出てくるのです。
カテゴリー: ブログ
四日市の歯医者・にいみ歯科医院では、『歯科を通じて皆様のお口の健康をサポートする』という理念のもと日々診療を行っております。そして、四日市の当歯医者にいらっしゃる患者様が、歯医者の診療に対して「怖い」「不安」という気持ちをできるだけ抱かず、安心して診療を受けていただけるよう、スタッフ一同おもてなしの気持ちで診療をさせていただきます。
設備面でも、患者様にリラックスしていただけるよう、ゆったりとした待合室や診療室を設けております。さらに四日市にある当歯医者では、診療方針を患者様にもきちんと納得していただいてから患者様お一人おひとりに合わせた診療を行っていきたいと考えています。
ですので、四日市にお住まいの患者様が診療についてわからないこと・疑問に思うことを、お気軽にスタッフに聞くことができる雰囲気づくりということも大切にしています。四日市の歯医者・にいみ歯科医院にご来院された患者様が、いつまでも楽しく食事ができ、笑顔で健やかな人生を過ごしていただけることを願っています。